8月17日(日)その1
2時頃目が覚めた。
近年の旅行といったら、ほとんど時差のないアジア内ばかりだったので、
今回も油断して時差対策などは調べてもいなかった。
なんとか寝られるものなら寝たいと布団をかぶり、
ウトウトしては目が覚めて、時計を見たらまだ10分ほどしか経ってない、
そんなことを幾度となく繰り返して、
「もう起きてもいいよね」とベッドを出たのが5時くらい。
朝風呂入ったり、洗濯したり、そしてERちゃんと一緒にゆっくり朝食。
Národní galerie v Prazeってのは、
英語で言うとNational Gallery in Pragueらしい。
日本語だと「プラハ国立美術館」かな?
で、そのNárodní galerie v Prazeは市内に何か所か施設があって、
そのうちの1つが、ここVeletržní palác
で、何が目当てかっていうと、
どどーん!
ミュシャの連作「スラブ叙事詩」全20点。
ミュシャって今まではリトグラフの作品しか知らなくて、
私のイメージでは「元祖萌え絵」
このスラブ叙事詩はテンペラと油彩とのことで、
そしてもちろんその大きさやテーマからも、
リトグラフ作品から受ける印象とはずいぶん違う。
1作目。ゲルマン民族に村を焼かれ、生き延び身を隠すカップル。
3作目。少年の握り拳と右手の輪は、
強さとスラブ人の団結を象徴しているとのこと。
6作目。皇帝の戴冠式。
(以上3画像下のコメントは、
Mucha FOUNDATION ウェブサイト 内 Slav Epicを参考にしました。)
うん、この絵たちは「萌え絵」じゃない。
これはまさしくあれだ、FFとかだ、元祖ファンタジーRPGだよ。
チェーンメイル着た人もいるし。
ゲーム内のとはずいぶん見た目が違うけどね、チェーンメイル。
あ、念のために補足すると、けなしてません、むしろほめてる。
絵とか音楽とかって、見た聴いた人がどうとらえるか、どう楽しむか、
本来十人十色でしょ?
それにファンタジーRPGって、
欧州の歴史や伝承がベースになってるのが多いはずだから、
「元祖ファンタジーRPG」と思わせるってことは、
ミュシャは優れた「伝える力」を持ったアーティストってことじゃない?
と、自分の教養のなさを屁理屈でごまかしてみる(。≖ิ‿≖ิ)
この子たちがとても素敵で、何度も繰り返して見た。
ERちゃんは、元々ミュシャ好きということもあってか、
この連作に大層魅入られたようだった。
彼女は「これはあれだ、ファンタジーRPGだね、ふふっ」
なんて、微塵も思ってなかったはず。
十人十色だからね。
その後はトラムに乗って旧市街へ。
到着してみたら、川岸からの眺めが、まるでテーマパークのよう。
いやいや、テーマパークのほうが、
こういうの真似てるんだから、こっちが元祖でしょ
と、自分にツッコミを入れておく。
元祖テーマパーク、元祖萌え絵に元祖RPG、元祖が3つ揃ったところで、
次回「2日目その2」に続く。
>> 2014年8月 プラハの旅の目次(@本家サイト)へ
2時頃目が覚めた。
近年の旅行といったら、ほとんど時差のないアジア内ばかりだったので、
今回も油断して時差対策などは調べてもいなかった。
なんとか寝られるものなら寝たいと布団をかぶり、
ウトウトしては目が覚めて、時計を見たらまだ10分ほどしか経ってない、
そんなことを幾度となく繰り返して、
「もう起きてもいいよね」とベッドを出たのが5時くらい。
朝風呂入ったり、洗濯したり、そしてERちゃんと一緒にゆっくり朝食。
ここで乗り換え。
こんな停車場リストが掲示されてるのでわかりやすい。
来た来た。
12番トラムは、目的地Národní galerie v Praze Veletržní palácの
目の前に停車。Národní galerie v Prazeってのは、
英語で言うとNational Gallery in Pragueらしい。
日本語だと「プラハ国立美術館」かな?
で、そのNárodní galerie v Prazeは市内に何か所か施設があって、
そのうちの1つが、ここVeletržní palác
で、何が目当てかっていうと、
どどーん!
ミュシャの連作「スラブ叙事詩」全20点。
ミュシャって今まではリトグラフの作品しか知らなくて、
私のイメージでは「元祖萌え絵」
このスラブ叙事詩はテンペラと油彩とのことで、
そしてもちろんその大きさやテーマからも、
リトグラフ作品から受ける印象とはずいぶん違う。
1作目。ゲルマン民族に村を焼かれ、生き延び身を隠すカップル。
3作目。少年の握り拳と右手の輪は、
強さとスラブ人の団結を象徴しているとのこと。
6作目。皇帝の戴冠式。
(以上3画像下のコメントは、
Mucha FOUNDATION ウェブサイト 内 Slav Epicを参考にしました。)
うん、この絵たちは「萌え絵」じゃない。
これはまさしくあれだ、FFとかだ、元祖ファンタジーRPGだよ。
チェーンメイル着た人もいるし。
ゲーム内のとはずいぶん見た目が違うけどね、チェーンメイル。
あ、念のために補足すると、けなしてません、むしろほめてる。
絵とか音楽とかって、見た聴いた人がどうとらえるか、どう楽しむか、
本来十人十色でしょ?
それにファンタジーRPGって、
欧州の歴史や伝承がベースになってるのが多いはずだから、
「元祖ファンタジーRPG」と思わせるってことは、
ミュシャは優れた「伝える力」を持ったアーティストってことじゃない?
と、自分の教養のなさを屁理屈でごまかしてみる(。≖ิ‿≖ิ)
この子たちがとても素敵で、何度も繰り返して見た。
ERちゃんは、元々ミュシャ好きということもあってか、
この連作に大層魅入られたようだった。
彼女は「これはあれだ、ファンタジーRPGだね、ふふっ」
なんて、微塵も思ってなかったはず。
十人十色だからね。
その後はトラムに乗って旧市街へ。
到着してみたら、川岸からの眺めが、まるでテーマパークのよう。
いやいや、テーマパークのほうが、
こういうの真似てるんだから、こっちが元祖でしょ
と、自分にツッコミを入れておく。
元祖テーマパーク、元祖萌え絵に元祖RPG、元祖が3つ揃ったところで、
次回「2日目その2」に続く。
>> 2014年8月 プラハの旅の目次(@本家サイト)へ
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